目次
正社員が障害年金を受給できる条件とは?
障害年金は、正社員として働いている場合でも受給できる可能性があります。受給の可否は、以下の条件を満たしているかどうかで判断されます。
主な条件
- 初診日要件: 障害の原因となった傷病について、初めて医療機関を受診した日が国民年金や厚生年金の被保険者期間中であること。
- 障害の状態: 障害認定日※以降において、障害等級1級から3級に該当していること(基礎年金の場合は1級または2級)。
- 保険料納付要件: 初診日前日までに、保険料を一定期間以上納めていること。
※障害認定日とは初診日から1年6か月経過した日
就労状況による影響
正社員として就労している場合、収入や労働内容が障害等級の認定に影響を及ぼす可能性があります。たとえば、以下の点が考慮されます。
- 労働能力の制限:
- 障害等級3級では、「労働が著しい制限を受ける」状態が該当条件の一つです。
- パートタイムやフルタイム、業務内容によって等級の判断が変わる場合があります。
- 収入の影響:
- 障害年金の受給要件では、収入自体は直接的な制限にはなりませんが、労働内容や制限が重要視されます。
- 職場の配慮:
- 働きながら受給する場合、職場からのサポートや配慮(勤務時間の短縮、業務内容の調整など)も重要な要素となります。
働きながら障害年金を受給する際の注意点
障害年金の審査基準
障害年金は「何ができるか」よりも「何ができないか」が重視されます。正社員として働いていても、次のような場合には受給の可能性があります。
- 業務内容が障害によって制限されている。
- 特定の業務や負担の大きい仕事を避けている。
書類作成のポイント
障害年金の申請では、医師の診断書が重要です。正確な障害の程度を反映した診断書を用意することが、受給の鍵となります。
社会保険労務士に相談するメリット
障害年金の申請手続きは複雑です。特に正社員として働きながら申請する場合、審査における適切なポイントを強調するためにも専門家のサポートを受けることが有効です。
- 診断書や必要書類の準備をスムーズに進められます。
- 等級認定に向けた適切なアドバイスが受けられます。
まとめ
正社員として働いていても、一定の条件を満たせば障害年金を受給できます。重要なのは、労働制限や障害の状態を正確に伝えることです。不安がある方は、ぜひ専門家に相談し、手続きのサポートを受けることで安心して申請を進めてください。
障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度です。障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。
障害年金はきちんと保険料を納めている方の権利ですので、
障害年金を受け取っていないということは、65歳になっても年金を受け取っていないようなものです。
障害年金を受け取れる方は必ず申請することをお勧めいたします。
障害年金の基礎知識について
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対象となる傷病について
障害年金を受け取れるかどうか知りたい方は「かんたん!受給判定」をご利用ください。

いろいろな傷病を併発している場合など、実に様々な症状があります。
自分で判断できない場合は、専門家にご相談ください。
当事務所に相談するメリット
当事務所では、障害年金の無料相談を実施しております。
お電話での相談や、実際にお会いしての面談までは完全無料でご対応いたします。
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ご自身での申請が難しい方は当事務所の申請代行サポートをご利用ください。
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社労士に依頼するメリット
①労力
体調が悪い方、働いている方にとっては障害年金の申請はなかなか大変な作業です。
社労士に依頼することで治療に専念できます。
②スピード
自分で申請すると半年ほど申請にかかってしまう場合もあります。
プロなら約3カ月で申請が可能です。
受給できるタイミングがその分早くなります。
➂受給可能性
障害年金の申請にはいくつかハードルがあり、本来受給できる方が不支給になってしまうことも…
プロならそのハードルを乗り越えることもできます。

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当サイトをご覧いただきありがとうございます。当事務所は広島県福山市を中心に、県内全域を対象として、障害年金の申請サポートを行っております。(※相談は全国対応です。)
障害年金について少しでも疑問、質問、不安のある方の相談にのり、「相談して良かった」「やるべきことが明確になった」と、相談後には気持ちが前向きに、軽くなれる様、耳を傾け、アドバイスすることを心掛けております。サポート依頼をするかどうかは後で決めれば良いです。まずはお気軽に相談ください。一緒に考え、解決していきましょう!
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