双極性障害とは
双極性障害は、気分の極端な変動を特徴とする疾患で、抑うつ期と躁病期が交互に現れることが一般的です。この疾患が日常生活や仕事に大きな影響を与える場合、障害年金の対象となる可能性があります。
障害年金の受給条件
双極性障害で障害年金を受給するには、次の条件を満たす必要があります:
- 初診日が国民年金や厚生年金の加入期間中であること。
- 障害認定日※以降において、障害等級1級または2級に該当していること(障害厚生年金の場合は3級も含む)。
- 保険料納付要件を満たしていること。
※障害認定日とは初診日から1年6か月経過した日
双極性障害における障害等級の基準
障害の程度は次のように認定されます:
- 1級: 常時援助が必要で、日常生活が著しく制限される場合。
- 2級: 日常生活に著しい制限があるが、一部の活動が可能な場合。
- 3級(厚生年金のみ): 労働能力が著しく制限される場合。
必要な診断書とそのポイント
申請には、医師が作成した診断書が必要です。双極性障害の場合、以下を具体的に記載してもらうことが重要です:
- 病状の経過と現在の状態
- 日常生活や仕事における具体的な制限や困難
- 症状の持続性や反復性。
障害年金の申請手続き
申請には、以下の手順を進めます:
- 必要書類の準備(診断書、初診日の証明書類など)。
- 年金事務所や社会保険労務士に相談。
- 提出後、審査結果を待つ。
専門家に相談するメリット
社会保険労務士に相談すると、次のようなメリットがあります:
- 初診日や障害認定日の証明が難しい場合のサポート。
- 書類作成のアドバイス。
- スムーズな手続きで、結果をより早く得られる可能性が高まること。
まとめ
双極性障害による障害年金の受給は、適切な準備と手続きで実現可能です。専門家のサポートを受けることで、スムーズに進められることが多いです。少しでも不安がある方は、ぜひ専門家に相談してみてください。
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